お茶の豆知識 その1・お茶の保管方法

150年を経ても、お茶は飲めるんです! おいしくないですが

お茶はたとえ消費期限を過ぎていても、身体に害はありません。
静岡県の旧家の倉から150年前のお茶が発見されましたが、問題なく飲めたというコトです。そもそも身体に害を及ぼす成分が生成されませんから。
しかし長い年月を経たお茶は、当然のことながらとても不味いわけです。

では、いつもお茶を美味しく飲むにはどうしたらよいのでしょうか?
今回は、いつでもおいしいお茶をいただける、保管方法についてお話します。

冷蔵庫での保管は禁物!

お茶はとってもデリケート。気温や湿気、光などでも成分が変化し、 どんどん味や香りが落ちてしまいます。
「それじゃ、冷蔵庫にいれとけば大丈夫」と一般に思われがちですが、 実はお茶にとって、冷蔵庫は適した保管場所ではないのです。
お茶の性質として、ニオイを吸収する性質があります。 芳香剤などでも、お茶の成分を使ったものを見かけることがよくありますよね。
この性質が災いし、冷蔵庫に保管されている他の食品のニオイを吸収してしまい、 味や風味が損なわれやすいのです。
また、冷蔵庫から茶葉を出したときに外気との温度差によって露が発生し、 湿気を吸ってしまうため変質しやすくなるのです。

このように、デリケートでちょっとしたことで風味を損なうおそれのあるお茶は、 冷蔵庫での保管にはあまり向いていないのです。

お茶はとってもデリケート。お茶の風味を楽しみたいなら、保管場所にも気をつけましょう。

長期間の保管はおすすめできません。が・・・

基本的にお茶は常温保管が最適です。 湿気・ニオイの吸収を防ぐ為、気密性の高い容器に入れておくのが良いでしょう。
温度の変化にも弱いので、暖房の近くや日光が当たる所はさけ、 風通しのよい涼しい場所に保管してください。

お茶の味を愉しみたいのなら、長期間の保管はあまりお勧めできません。 でも、贈り物などでたくさん頂いた時など、やむえない場合もありますよね。
こういう時は、お茶の袋を開封してない場合のみ、冷蔵庫で保管してください。
ただし、冷蔵庫から取り出して袋をすぐ開封するのではなく、 露が発生しないように常温にもどしてから開封してくださいね。
開封したお茶は常温で保存し、なるべく早く飲みきるようにしましょう。

お茶の味を愉しむには保管方法も大切ですが、 やはり2週間~1ヶ月で飲みきれる量をその都度購入する事が大切です。

風味豊かな、おいしいお茶はこころを「ほっ」と和ませてくれます。
いつでも風味豊かにお茶を愉しみたいのなら、
なるべく短期間で飲みきれる量にし、保存期間を短くすることがお茶をおいしく頂くコツです。

お茶はこころをほっとなごませてくれます。保管方法・期間に気をつけて、いつまでも風味豊かなおいしいお茶をおたのしみください。